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流され者

我が人生、流され、流され、流されて、一体どこまで流されるのやら。

汁物の行方なんて知るものか!

絵日記 日常

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再会

 

今日は(日付が変わっているので正確には昨日ですが)午前中に少し遠出してきました。というのも、高校時代のクラスメイトだった3人が久々に会おうと誘ってくれたからです。

 

今となっては、それぞれ結婚したりお仕事の関係だったりで、皆が別々の県に引っ越してしまったので、なかなか簡単に会う機会がなくなったのですよね。私はずっと、ず~っと同じ場所に居座り続けていますよ!

 

別の都道府県に住んでおられる素敵イケメンから「毎日味噌汁を作ってくれないか」とか言われたら、そりゃ~もう即行で引っ越していきたいくらいですけども。

 

そしてお湯を注ぐだけの味噌汁を毎日ごちそうして差し上げる気持ちでいるのですけども。今のところ、そんな気配もなく・・・。

 

そんな個人的孤独事情はさておき、そんな皆がたまたま近くに旅行に来ていて、そのついでに私のことも誘ってくれたようです。

 

方向音痴

 

皆はすでに一緒にいるらしく、私だけがみんなと合流しなければいけない状態でした。もともとかなりの方向音痴な私は、駅の出口が反対側になっただけでパニックになるタイプなので、そのことも見越して早めに家を出ます。

 

それなのに、やっぱり迷いに迷いまくって、焦って半泣きになりながら約束の時間ぎりぎりに到着するのですよね・・・。

 

皆は私のことをよく知っているので「相変わらずだね!」と声をそろえて言われてしまいました。

 

本来なら私が一番詳しいはずなので、お昼ご飯にどこか適当なお店に案内するつもりだったのですが、全員から反対されました。

 

まず行く道で迷って、なんとか到着したときには定休日だったり、臨時休業だったり、閉店していたりということが多々あるからです。

 

結局、他のメンバーが美味しいカツ丼屋さんを知っていると言ったので、お昼はそこに行くことになりました。

 

雨に降られて

 

今日は朝から雨がぱらついていたのですが、だんだんと強くなってきたので折り畳み傘を出すと小降りになり、傘を閉じるとまた強くなる。でもさすとまた小降りになるので、また閉じると強くなりました。

 

きっとまた小降りになるかもしれないと思い、さすのを我慢していると、また雨が強くなってくるのです。そんな感じでバタバタしているのを見た皆から「相変わらずの雨女だね!」と言われました。

 

何ですか!?その濡れ衣!かさを指すのをやせ我慢して本当に少し服が濡れていましたけど、雨女の濡れ衣をかけられるなんて・・・。

 

皆は、私が合流したころから雨が降り出したと言い張ります。そして傘をさしたりどこかのお店に入ったりすると小降りになったりやんだりしたのです。たまたまだとは思いますけどね。

 

第一、本当に雨女ならマラソン大会とか雨が降ってほしいときに降らすというものですよ!確かに、わくわくして待ち遠しい行事が雨天中止になることはよくありましたけど、マラソン大会とか運動会とか苦手なものの時は見事な晴天でいやいやながら参加していましたよっ!!

 

お店到着

 

そんなことを力説していた時です。ちょうどお昼ちょい前の良い時間にお店に到着しました。お店に入ろうとすると雨がやんで青空まで見えてきました。たまたまですけどね。たまたま。

 

カツ丼は大好きなので、ウキウキしながら皆に並んで店内に入った時、受付の店員さんが奥に向かって「3名様です!」と叫んでいるのが聞こえました。

 

・・・私、数に入ってませんよね?たまたま3人に隠れて見えなかったのかな・・・それとも存在感がそんなに薄いのでしょうか・・・。ま、まあ、「5名様です!」と言われるよりは良いかと思いなおすことにしました。

 

受付の店員さんは私の存在に気付いてくれたらしく、慌てて「3名様ではなくて4名様です!」と言いなおしてくれたので良かったです。

 

高校時代から食べ物にうるさかったクラスメイトが勧めるくらいなので、美味しいに決まっているカツ丼を早く食べたくて、またもやウキウキしていました。

 

お店は結構混雑していましたが、思ったほど待つこともなく、カツ丼が私の前に到着しましたよっ!!

 

ご対面

 

カツ丼を乗せたトレイが私の前に置かれたとき、クラスメイトの1人が私のトレイの異変に気付きました。「ねえ?漬物ないみただけど?」と指摘してきましたよ!

 

皆はニヤニヤしながら「相変わらずツイてないから漬物もついてないんだね~。」と楽しそうです。んにゃろ~・・・。でも人見知りでモジモジしてしまう私の性格を知っているので、店員さんに言ってあげようか?と、言ってくれました。

 

鞭の間にたまに飴を出してくる巧みな技!と、感心しつつ、店員さんたちはお昼時で忙しそうなので漬物くらいなくても別に良いよと言ってカツ丼を食べようとしました。

 

いざ蓋を開けてみると・・・あれ?玉子でとじられていないではないですかっ!

 

ハッ!もしかしてそういうタイプのカツ丼!?カツをダシに潜らせただけのシンプルな感じのものかと思ったのです。・・・が、ツユの気配もありませんでした。

 

あれかな?カツが自慢のお店ならではの素材の味を最大限に楽しむために、あえてツユもかけないというコダワリ!?もしかして豚肉自体に味がシッカリとついているのかもしれないと思いました。

 

そしてカツを一切れ持ち上げてみると、中が生っぽいではありませんかっ!

 

ハッ!もしかしてそういうタイプのカツ!?厳選されているからあえてレアに仕上げたというコダワリ!?

 

いろいろなことを心の中で一気に考えていたので少し落ち着こうと思い、まずはお吸い物からいただこうと思ったのです。

 

いざ蓋を開けてみると・・・あれ?お吸い物が入っていないではないですかっ!

 

ハッ!もしかしてそういうタイプのお吸い物!?カツ同様に具材の味を最大限に楽しむために、あえてすまし汁を入れないというコダワリ!?

 

って、思えるか~!!(#`Д´)ノノ┻┻;:'、・゙;

 

さすがにここまでくるとおかしいと思いましたよ!お椀にすまし汁が入っていないので、すでにお吸い物とは言えませんよね。丼にツユもかかってないし、このお店では汁物は行方不明なのですか!?

 

見事な連携

 

呆然として食べようとしない私に気付いたのか、皆が私に「どうしたの?食べないの?」と言ってトレイの上を見たのです。

 

漬物だけでなく、私のカツ丼&お吸い物にも異変があると知った皆の目が、さらにニヤニヤとしていたのを私も見たのです。笑いを必死に噛み殺しながらも、肩が揺れるのを抑えきれないくらいに笑っている皆を見たのです。

 

笑いながらも店員さんを呼んでくれたので優しさに感謝すべきなのでしょうか。

 

店員さんが来て、私のトレイのカツ丼を見た後慌てて謝りながら「すぐに新しいものを用意します。」と言って急いで奥に行って新しいものを持ってきてくれました。

 

すると奥からさっきの店員さんだけでなく板前さんらしき人と店長らしき人も出てきて、私の横に並んで立って「すみませんでした!」とか「今までこのようなことはなく・・・」とか「今後はミスがないように一同徹底して・・・」とか謝罪と言い訳と今後の方針を見事な連携で伝えてくれましたよ!

 

・・・大声で。

 

目立つよね?目立ってるよね?なにか文句を言って謝罪させてるモンスタークレーマーみたいに見えるよね!?

 

「だ、大丈夫ですから・・・あ、あの、もう良いですから・・・」と必死に訴える私に、さらにペコペコ頭を下げる店員さん達。

 

最終的にはなぜか私がスミマセン!もう大丈夫ですから!ほんと、スミマセン!もう戻っていただいて大丈夫ですから!と謝っていましたよ!

 

私のせいで店員さんが注文を取りに来ないお客さんとか、お料理を待たされているお客さんとかいたら申し訳ないですからね~。

 

それにしても、何か大声で言われて注目をあびたり、店員さんに謝られてクレーマーっぽく見えることが多いので本当に困ります。

 

相変わらず

 

これが母と一緒だったとしたら、また他人のふりをされた後に離れた場所で合流して、なぜか私が怒られるところですが、今日一緒にいるのは優しいクラスメイト達です。

 

ずっと一緒に食べてくれました。・・・ずっと「本当に相変わらずだね~~」と言って笑いっぱなしでしたけど。

 

本当は写真も撮りたかったのですけど、最初の汁物・漬物なしカツ丼の写真を「せっかくだから撮っておこう」と言い出したクラスメイトに、店員さんが「それだけは許してほしい」と、ものすごい勢いで謝ってきたので何となく撮り辛い雰囲気になって断念。残念!

 

この後お吸い物・お漬物付きのきちんとした(?)カツ丼にありつけましたけど、皆は食べ終わっていたし、他のお客さんからはヒソヒソ言われながら見られていたのでゆっくりと味わう余裕もなく、急いで食べて急いでお店を出るのでした。

 

なにはともあれ、久々に会ったクラスメイト達が楽しそうに笑っていたので良かったと思います。たとえその笑いの内容が何であろうとも・・・。

 

・・・本当に、なぜ私はいつもこうなんだろう・・・と聞きたい気分です。その答えは「知るものか!」と返ってくるのでしょうけどね~。