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流され者

我が人生、流され、流され、流されて、一体どこまで流されるのやら。

恥の上塗りを身を以て学んだ日

絵日記 日常

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しまむらへ

 

しまむらは洋服も種類が豊富ですが、それだけではなくて鞄や靴などジャンルも豊富です。しかも値段がなかなか良心的なので、私もよくお世話になっています。

 

とくに母はしまむらが大のお気に入りなので、行く回数も自然と多くなります。

 

関係ない話ですが、母は大のお気に入りのお店なのに何故か名前を「はまむら」と間違えるのですよね。どうやら過去にうどんのCMをしていた浜村淳さんの印象が強く残っていて、はまむらと言ってしまうようです。

 

ちなみに、浜村淳さんとはMBS本社の前を通りかかった時にすれ違ったことがありますよ!最初に母が気付いてはしゃいでいました。

 

・・・もしかして母は浜村淳さんがお気に入りなのかもしれないですね~。

 

話が随分逸れてしまいましたが、母が新しい服と鞄と靴を買いたいということで、私も何か掘り出し物があるかもしれないと思い、付いていくことにしました。

 

掘り出し物

 

しまむらだけとは限りませんけど、季節の変わり目は処分品としてセール品が多くあると思い、そういう時を狙っていくことも多いのですが、最近では季節を先取りしすぎて、え!?もうそんなのが売っているの!?と驚くこともありますね。

 

世間の波に乗り切れず、いつまでもいつまでも遅れていくのですが、うまくいけば周回遅れで見た目だけ先端を走っているように見えるかもしれないと考えたことがあります。

 

まあ、私の残念な年中灰色のダサダサ着こなしコーデでは、一生流行に追いつくことも、追いつかれることもないと母に断言されましたけども。

 

そんな会話を繰り広げながら見ていると、ものすごく安くなっているお得なアイテムを発見!!欲しい!!欲しい!!・・・けど、サイズがMだったり、子供服だったり・・・。

 

私はLです。と、サイズを言い表すのに某探偵風に言ってみたのですが、母には伝わらなかったようです。だから何?という顔をされましたよ!

 

懲りずにモノマネ

 

モノマネをしていても気付かれないどころか、私への興味もなさそうに一心不乱に物色する母。・・・私の存在感はゼロですか・・・?

 

今回は特に欲しいものがなかったことと、まだ少し時期が早かったのか狙いどころのセール品もなかったので、手持無沙汰になっていました。

 

とりあえず近くにあった服を眺めたりしつつ、一生懸命洋服を選んでいる母をボンヤリと見ていると、ふとあるテレビのワンシーンが浮かびました。

 

そこで颯爽と母に近づいて口を開こうとした時に、「ねえ、これどっちが良い?」と聞かれてしまったので、出鼻をくじかれましたよ!

 

でも、母に聞かれた質問に答えないといけないと思い、またもや口を開こうとした時「あ、やっぱりいい。貴方のセンスはアテにならないから。」と言ってくるではありませんか!

 

何ですと~!?私のスラリと長い胴で着こなす灰色ねずみ男パーカーが目に入らぬかっ!!普段からこれほどまでにハイセンス(だと思い込んでいる)な私に向かって、アテにならないだなんて・・・。

 

ふふん・・・しょせん天才(だと思い込んでいる)のセンスは凡人の母にはわかるまい!!

 

そう自分を慰め思い、アテにならないという言葉は聞かなかったことにして、最初の目的を果たそうと気を取り直して、さっき言おうとした言葉を口にしました。

 

 ノリノリ

 

「貴方が選んだのは・・・何色の何?」

 

ヒルナンデスの山ちゃん風にノリノリで振り向いた私。手にはエアマイクまで準備するという、行き届いたモノマネです。

 

さあ、母よ!ここは母もノリノリで「白のブラウス!」とか言うところですよ!!もちろん私は「ショッピング、失敗です!」と言って差し上げますよっ!!

 

そう意気込み、満面の笑顔で振り向いた先にいたのは、全く知らないおばさんおねぇさんと店員のお姉さんでした。

 

呆然と立ち尽くす私ときょと~んとしているおば・・おねぇさんと店員さん。

 

アワ・・アワワ・・・と慌てながら周囲を見渡すと、そばにいた人たちが皆さんこちらを見ていました。

 

唯一こちらを見ていないのは、少し離れた場所にいた母のみです。母、完全に他人のふりに徹する構えですよっ!

 

思わず、「お母様!そんなところにいたのですか~。」と大声で話しかけて駆け寄ってやろうかと思いましたけども。

 

母に逃げ去られると、さらなるダメージを食らうことになりますし、この時母は「絶対に話しかけるんじゃねぇ~!!」という威圧オーラを纏いながら睨んで目で合図をしていたので、駆け寄ることは断念。

 

どうしよう!?「スタジオの南原さ~ん」とか言って畳みかけてみる?なんて、さらにダメージを食らういそうなことまで考えてしまうくらい焦ってしまいました。

 

とりあえず「す・・・すみませんでした。」と小声で素早く周囲の人に謝りつつ、ペコペコと頭を下げながら早足でその場を去ることにしました。

 

さらなる悲劇

 

お店に入って手ぶらで出るというのは申し訳ない気持ちでしたが、もともと母の付き添いで来ただけで、母が何か買うだろうと思っていたので、母と一緒に店を出れば問題ないと思っていたのです。

 

ですが、母はすでに他人のふりを決め込んでいるので、一人で外に出るしかありません。とにかく早くしまむらから出て、皆さんの視界から消えたいと思い、すぐ近くにあったお店に飛び込もうとしました。

 

母も遠巻きにこちらをチラッと見ていたので、あとで合流しようと思ってしまむらの近くのお店の自動ドアをくぐろうとした時です!!自動ドアが半分まで開いたと思うと、すぐさま閉まったのです!!

 

私はまるで電車に駆け込み乗車をしようとして寸前のところで間に合わなかった人のように立ちすくみました。

 

そして自動ドアから少し離れるとドアが全開したので、この瞬間に入ろうとするとまた閉まるのです。

 

え?え?と焦っていると、自動ドアは半分まで開いて閉まるというのを繰り返すので、さっきのしまむらでも目立ちましたけど、今度はそれ以上に目立っていますよっ!

 

一人コントのようなことをしながら焦る私に、しまむらの店員さんたちだけでなく、近くを歩いている方々にもひそひそ言われながら注目を集めてしまって、さらに焦りました。

 

すると、入ろうとしたお店の店員さんが騒ぎに気付いて駆けつけてくれて、自動ドアの電源を切ってくれました。どうやら自動ドアが故障してしまったようです。

 

・・・何故このタイミングで故障するのですか?トホホな気持ちになりながら、手動で自動ドアを開ける羽目になりました。

 

店員さんは入口で「大変申し訳ございません」と頭を下げてくれたのですが、店員さんは何も悪くないですし、とりあえず早くお店に入れて下さいという気持ちでした。

 

店員さんが謝っていることで、やっぱり注目を集めてしまっていて、自動ドアのくだりを知らない方々から見れば、私が店員さんに頭を下げさせているモンスタークレーマーのように見えやしないかとヒヤヒヤしちゃいましたね~。

 

これが世間で言う恥の上塗り・・・の上塗りというものなのでしょうか。恥ずかしすぎるので当分お店に行くのは避けたいと思います。

 

この後、「お母さん恥ずかしくて涙が出そうになったわっ!!」と、一ミリも涙を流すような気配もない恐るべき鬼の形相で言われて、私のほうが涙が出そうだと思ったユウガタナンデス。