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流され者

我が人生、流され、流され、流されて、一体どこまで流されるのやら。

Gバスターズ

絵日記 日常

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黒光りのG

 

夏と言えば、私の苦手なあれが登場する確率が高くなる季節です。そう、それはカサコソと動き回る黒光りのゴッキ~。

 

噂では、人類が滅びて他の生き物も滅びたとしても、最後にヤツだけは生き残るのだとか。そして進化を遂げて巨大化するのだとか。怖い!怖いよ!その生命力!!

 

そんなG(←名前をいうのも嫌なので)との過酷な戦いがあったのは数年前の出来事です。

 

殺虫剤を使うと手にべっとりと付いてしまったり、スプレーで噴射されたものを吸い込んでしまうのではないかと気になったりして、あまり積極的に使うことはありませんでした。

 

そしてとうとう殺虫剤を切らした状態のまま、新たに購入することも忘れていました。その油断が悪かったのでしょうか。やたら元気で活発な動きのGが現れたのです!

 

母立つ

 

母はおもむろに新聞紙を丸めて立ち上がりました。・・・ダメなやつ!それダメなやつ!!万が一Gにヒットした後のことを考えるとゾッとしてしまいますよ!!

 

私は意気込んでGに向かう母を説得して、なんとか新聞紙から手を離してもらおうと必死でした。

 

「どうせ後始末をするのは私なんだから!」と母は一向に私の説得に応じることはありません。

 

ピンチです!たとえ母が後始末まできちんとしてくれたとしても、そこでGがバシッとされたという事実は消えません。

 

私が母にすがってわあわあ騒いでいた時です。とうとう父が重い腰を上げました。

 

父立つ

 

父はおもむろに掃除機を手に持ちました。そしてできるだけGに接近しないように掃除機を持つ手を必死に伸ばします。

 

それダメなパターン。母とは違ってダメなパターン。掃除機を引っ張りながらチョコマカ動くGを追いかけるのは無理があるのです。コードも引っかかったりして危ないですよ!

 

しかも父、私同様に動作が鈍いので・・・。

 

それに、上手く掃除機で吸い込んだとしても、ヤツは吸い込み口から出てくるのです!だからすぐにゴミ袋を取り出して処分しないといけないのですが、そのゴミ袋の交換時にも飛び出してくる確率が高いので危険です。

 

しかも、そのゴミ袋を処分するのは母なので、やっぱり新聞紙でやっつけるのが手っ取り早い!とか言い出す始末です。

 

私立つ

 

やれやれ、こうなったら私がやるしかない!そして私も立ち上がりました。

 

以前にGに洗剤をかけると良いという話と、後ろから追っては空気を感知する器官があるためにバレやすいので、前から迫るのがベストだという話を聞いてありました。

 

偉そうにマメ知識を披露しながら、できれば向かいたくないGに果敢に向かっていくのでした。

 

・・・が、飛ぶんですよ!ヤツは飛ぶんですよ!!そして飛ぶヤツはたいてい家族の誰でもない私に向かって飛ぶんですよ!!

 

ギャ~ッハァ~~~~ッ

 

かなり取り乱してしまい、目測を誤ってあちこちに洗剤をばらまいてしましました。洗剤って、泡立ちが良いのですよね・・・。

 

床掃除が大変で、後から母にめちゃくちゃ文句を言われてしまいました。

 

役立つ

 

そうこうしているうちに、隙間に入ってしまったGに新聞紙を振るうことができなくなった母は、台所の洗剤の横に置いてあったキッチンハイターを持ちました。

 

少し押すだけで勢いよく飛び出すので、隙間に入ったGにも届くだろうと判断したようです。

 

さんざんG目掛けて洗剤を放出しまくって失敗しまくった私をよそに、母は一撃でGにキッチンハイターをかけることに成功しました。

 

するとどうでしょう!!Gは一旦奥に隠れたのですが、すぐに外に出てきてコロリ。

 

え!?キッチンハイターって、そんなに効果があったのですかっ!?あまりの威力に父も母も私も呆然としました。

 

そして親戚たちにも教えたところ、やはり同じように一旦隠れた後すぐに飛び出して来てコロリとなったそうです。

 

キッチンハイターは定期的に購入しているものなので、わざわざ殺虫剤を買う必要が無くなりました。

 

その日からGが出るとキッチンハイターをかけるようにしようと家族で決め、私にはくれぐれもあちこちにばらまかないようにと、しっかり釘をさす母。

 

汚名返上として、今度Gが出たら一撃で倒してやろうと気合を入れていたのですが、あれから数年、Gと遭遇することはなくなりました。

 

親戚の家にて

 

我が家にGの出現がなくなったので安心していたのですが、親戚の子供が犬を迎えに来たとき、家に大きなGが出たから退治してほしいと駆け込んできたのです。

 

とうとう私の腕前を試すときが来た!と思いましたね。

 

キッチンハイターを持ち、さっそく親戚の家にお邪魔すると確かにデカいGが動き回っていました。子供達の手前、恐怖に駆られて動けないなんてことになると大人の威厳がなくなります。

 

ここは果敢に攻めるしかない!そう思ってGに立ち向かいました。・・・が、やはりあちこちにまき散らしてしまうキッチンハイター。

 

その後Gは、なかなか帰ってこない私がどうせ失敗しているだろうと判断して駆け付けた母によって、一撃で倒されました。

 

あちこちにばらまきまくったせいで無くなりかけたキッチンハイターを見てジト目で私を見る母。

 

そして黙々と床掃除をしている私をやっぱりジト目で見る親戚の子供達。あまりの無言の圧力に、二度と立ち上がれない気がしたある日の午後。