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流され者

我が人生、流され、流され、流されて、一体どこまで流されるのやら。

雨具たちはご機嫌ななめ

一句 日常

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雨具選びの基準

 

私は物を買うときに、安くて使えれば良いやという大雑把さとケチッ子精神のもと、その場にあるものを適当に選んでしまいます。

 

おまけに、面倒くさがりなので気に入ったものがないから他のお店で探すなんて、そんなこともしない無頓着ぶりです。

 

とくに傘に関しては、うっかりと置き忘れることや、普段持ち歩くのを忘れたり面倒だったりして、雨が降り始めてから慌ててお店で買ったりするので、ビニール傘の使用頻度が高いです。

 

ビニール傘は他の人達もよく持っておられるので、間違って持って行かれたり、置き傘と思われて持って行かれたりもすることが多いのですよね~。

 

そんな私を見かねたのか、学生時代に誕生日プレゼントとしておしゃれな傘とショートレインブーツをもらったことがあります。

 

傘もそうですが、レインブーツのお洒落度には度肝を抜かれたような思いでした。私の中にはレインブーツなんて名称も思い浮かばないほど、雨の日といえば黒い長靴というイメージしかありませんでしたよ!

 

仕舞い込む

 

あまりのお洒落度で、普段自分が買うビニール傘とはお値段も違うだろうということは容易に想像することができました。

 

自分では買わないような高い傘とレインブーツをもらったので、勿体無くて使うことをためらい、最終的には大事にしまっておくタイプです。高いもの以外でも新しいものとかは、すぐに使うのが勿体無くてしばらく使えないままになります。

 

せっかく買ったり買ってもらったりしたものを有効に使うことをせずに仕舞い込んで放置するほうが勿体無いことをしていると、よく周りの人から指摘されるのですけどね・・・。この性格はなかなか治りません。

 

なんとなく子供の頃に読んだ「おじさんのかさ」という絵本を思い出します。このおじさんも傘を大事にするあまり、雨が降っても傘が濡れるのが嫌でささないようにするので、私と同じだな~と親近感が湧いたのを覚えていますよ!

 

取り出すとき

 

そんな私でも、しばらく大事に取っておくと突然吹っ切れる時がきて、ようやく使い始めるのです。

 

もともと自分で買ったものは大した値段でもないので、吹っ切れるのは早いのですが、学生時代にもらった傘とショートブーツは高そうな感じだったので、ずっと使わずに大事に仕舞い込んだまま忘れてしまっていたのでした。

 

それがつい最近、仕舞い込んだ仕事関係の書類を引っ張り出そうとした時に、同じように仕舞い込んだままになっていた雨具を見かけたので、ちょうど梅雨時期ということもあり、取り出すことにしたのです。

 

今朝は朝から雨がふっていたので雨具が必要となりました。

 

というのも、珍しく早めに目が覚めたこともあり、近所の親戚の家に預かる予定の犬をこちらから迎えに行こうと思い立ったからです。物置から取り出してあったレインブーツと傘を持ち、いざ出発!

 

違和感はすぐに感じました。何か足元がヒンヤリし始め、傘をさしているのになぜか手元が水にぬれ始めたのです。

 

最初は他の誰かが使ったのでレインブーツが湿気た感じがしたり、傘の中に水滴が入ってしまったりしたのかなと思っていたのですが・・・。

 

放置した結果

 

私が親戚の家に向かっていると、あちらも犬を抱っこしながらこちらに向かっていたところだったようで、出会った場所で犬を預かって家に戻りました。

 

家に着くころには、最初に感じたちょっとした違和感が大きな確信に変わっていましたよ!なにせ、水滴どころではない水分量になっていましたので。いくら鈍い私でも、さすがにこれはおかしいと思いました。

 

どうやら傘のビニールの部分が痛んでいたようで、傘の柄にダイレクトに雨水が伝ってきていて、レインブーツは両足とも底との接着面にひび割れができていて、そこから雨水がどんどん浸み込んでいたのです。

 

長い間放置された雨具たちは、風通しも良くない場所で暑さ寒さに耐えきれずに限界を迎えていたのでした。とくにビニール部分が弱かったようです。

 

ご機嫌をとる

 

たった1回、それも微妙な感じでしか使えなかった雨具たちには、実は貴方たちは雨具じゃないのですよ?観賞用お洒落インテリアとして大事にしていたのですよ?と、罪悪感から心の中でご機嫌をとる小心者。

 

仕舞い込んだ状態で鑑賞も何もないですけど・・・。

 

家に着いた時には雨具を使っているにも関わらずビショビショ状態だったので、抱っこしている犬も濡れてはいけないと思い、母に玄関まで出てきてもらいました。

 

片手に犬を抱っこしている状態だったので、片手で傘を畳もうとしたのですが、柄が水で濡れているので滑ってしまい、閉じかけた傘がビヨ~ンと勢いよく開いてしまいました。

 

その時に犬がビックリして少し暴れたので手をひっかかれるというハプニング。さらに犬を落とさないように必死になっていると足元がおぼつかず、水たまりに突っ込んでしまい、水が浸み込むどころかビショビショ状態に。

 

どうやら雨具たちのご機嫌をとることに失敗したようです。でも、雨具以上に機嫌をとらないといけない人がいると気付いたのは、嫌な気配を感じて恐る恐る顔を上げた時でした。

 

そこには般若がいました。

 

片方の口角をにやりと上げているのに、目が全然笑っていない般若がいました。「何さらしとんじゃワレェ~~!!」というオーラをまとった般若がいました。

 

傘が勢いよく開いてしまったために、傘の水滴を思いっきりかぶった母もビショビショ状態になっていたのです。そしてそのまま瞬きもせずに黙って私を見て微笑んでいましたよ!

 

あまりの恐ろしさに、雨水よりも自分から流れ出る嫌な汗でビショビショになるというものです。

 

これがイケメンさんだったりしたら「水も滴るいい男」と言うのかもしれませんが、私の場合だとゼハ~ゼハ~と必死の形相でびしょ濡れになって悲惨さを物語るだけという悲しい現実。

 

長い間ものを仕舞っておくときは、たまに取り出して状態を確認したり、風にあてたりすることも大事だということですね。