流され者

我が人生、流され、流され、流されて、一体どこまで流されるのやら。

切なくて心に刺さる話

 

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人から聞いた話

 

以前から犬2匹とともに預かり始めた子猫ちゃんもスクスクと元気に育っています。・・・元気すぎるくらい育っています。

 

よく「猫は犬より手がかからない」とか「猫は犬に比べて楽だ」という話を聞いたことがありました。私も人から聞きかじったその話を鵜呑みにしていたのですよね。

 

私が子供のころにクラスメイトにも猫ちゃんを飼っている家があって、そのお家にお邪魔した時も、猫ちゃんはお日様の当たる場所で丸まって寝ていたり、飼い主さんの横でゴロンと寝転がって遊んでいたりと、あまり動かないイメージも持っていました。

 

だからきっと猫ちゃんが1匹増えたところで大したことがないと甘く考えていたのです。

 

 

猫のカミカミ攻撃

 

それはある日突然にやってきました。のんびりとご飯を食べながらテレビを見ていた時です。私の足に強烈な痛みが!!

 

「ぎゃぁああ~~!!アキレス~~~!!すね~~~~!!猫~~~~!!!」

 

暇すぎて一人しりとりをしているわけではなくて、いつの間にか忍び寄っていた猫が私の足をガブリガブリと噛みまくるではありませんか!

 

これが世に言う甘噛みというものでしょうか!?・・・全力噛みのように痛いのですけども。足だけでなく腕まで噛みにくるのですけども。

 

そんなある日、犬のおやつに鶏のささみをあげていて、猫にも少しならあげても良いよと教わったので、そっとささみを差し出しました。

 

まあ、思いっきり指ごと噛みつかれたのですけどね。「アギャ~~」とか、普段あげたことのない悲鳴をあげてしまいましたよ。

 

反省した私は、指を出すからいけないのだと思い、今度はそっと手のひらにささみを乗せてみました。犬も興奮しておやつを食べるときに指に歯があたることはありますけど、手のひらに乗せると歯が当たらないようにしてくれるのです。

 

きっと猫だって手のひらに乗せれば・・・ガリィ~「アギャァァァァァァ~~!!」

 

猫には通用しませんでした。

 

風の谷に住んでいるお姫様はすごいなって思いました。キツネリスに噛まれても「ほら、怖くない」と優しさを全開させていましたけど、私は噛まれてそんなことを言う余裕なんて一切ありませんよ!むしろ私のほうが怖いです!!

 

 

猫の爪攻撃

 

痛いのは猫のカミカミ攻撃だけではありません。爪!猫の爪の鋭さと言ったら・・・。

 

よく漫画とか人の話で「猫にひっかかれちゃった~」というのを聞いたことがあります。私も実際に何度も何度もひっかかれて流血しまくっています。

 

でも、なぜもっと他のことも教えてくれなかったのでしょうか。それは猫が私の手に向かって猫パンチを繰り出して遊んでいたときに事件は起きました。

 

ブスッ

 

・・・誰ですか!?私に向かってブスとかはっきり言っちゃう人は!?なんていう余裕もなく痛みに悶えました。

 

刺さってますよね!?猫の爪・・・私の指に刺さってますよね!?見事なまでにしっかりと刺さってますよね!?猫の爪が刺さるものだと初めて知りました。

 

そしてもう一つ知ったことがあります。猫が母や飼い主の親戚の子供たちに向かって猫パンチを繰り出して遊んでいるときは爪が出ていないということに。

 

え!?どういうこと!?なぜ私が相手の時だけ爪をむき出しにしているのですかっ!?敵意がむき出しということなのですか!?

 

 

猫、肩に乗る

 

猫は犬にちょっかいを出して犬が追いかけてくると私の体を上って肩に乗ります。爪が痛いです。でもしっぽはくすぐったいのです。

 

あと、猫が犬たちにちょっかいを出して追いかけられると私の体を上って肩に乗るのですけど、上るときに爪が痛いです。

 

そして追いかけてきた犬たちは勢い余って私に体当たりしますけど、まさか皆で協力して遊んでいるふりをしながら私を攻撃しているわけではないですよね?

 

さらに、私がパンを食べていたりしても肩に乗ってきて口元めがけて猫パンチしてきますよ!もちろん爪も出ています。そして口元にもひっかき傷ができてしまいました。

 

それを見た親戚の子供が「大変!消毒しなくちゃ!」と慌てていたので、てっきり消毒液をとってくれたのかと思いきや、殺菌効果のあるペットの足ふきシートを持ってきて「あんな人のツバがついたりしたら可哀想~」と猫の足(手?)を丁寧に拭いていました。

 

・・・その前に、私の心の中に滝のごとく流れる涙をぬぐってはくれませぬか?血も涙も流される流され者、ここにあり。

 

ポケモンマスターを目指すマサラタウン出身の少年はすごいなって思いました。「ピッカ~」となく黄色い生き物を肩に乗せて普通に歩いたり走ったりしていますけど、私は動く余裕もありません。爪も痛いし・・・。

 

 

猫、走る

 

 そして何よりものすっごく走り回るのです。カーテンに上ったりして生地がボロボロになるのは仕方ないとしても、素早くカーテンの下を走りながら往復するのはやめてください。

 

シャッシャッと勢いよくカーテンが開け閉めされて、外から見た人は「あの家の人何がしたいのだろう?」と怪しまれるではありませんか!

 

あとジャンプ力もすごいのでテレビ台に飛び乗ってテレビをパンチするのはまだ我慢できますが、パソコン台に飛び乗ってキーボードの上をうろうろしたりパソコン画面に向かって詰めを研ごうとするのはやめて下さい。

 

いたずらが過ぎると「コラッ」って怒る親戚の子供や私の母にはショボ~ンとして「ニャ~」と可愛くないてごめんなさいという態度をとるのに、私が怒ると時は猫パンチだけでなくキックまで繰り出して噛みつくのはやめて下さい。

 

・・・もしかして、私はナメられているのでしょうか!?実際には舐められるというよりも噛まれているのですけども。

 

 

心に刺さる切なさ

 

一生懸命お世話をしているのに猫や犬に舐められているのが切ないのではないのです。

 

そんな犬も猫も、飼い主である親戚の子供たちも、今頃は家族でケーキやお料理、そしてプレゼントを囲んで楽しいクリスマスイブのひと時を過ごしていることでしょう。

 

そして父と母は知人の家にお呼ばれしてお出かけ中です。そんな中、ケーキもなければご馳走もないうえに、プレゼントなんかあるわけもない孤独な私は一人で夕食に湯豆腐をつつくのでした。

 

犬達のために鶏のささみは買えても、私のためにローストチキンを買ってはくれない母から、「夕食は自分で」という伝言を見て、豆腐を切るだけという安くて簡単な夕食をしたのですけど、ひとりで鍋をつつくというのは寂しさをより引き立てるものなのだと知りました。

 

孤独が切なく心に突き刺さり、猫の爪がささるなんて比べ物にならないくらいアイタタな残念人間の残念なクリスマスイブは、一人寂しくブログを綴ることなのでした。

 

そしてその残念ブログをうっかり読んでしまった方々はきっと貴重な時間を無駄にしたという切なさが心に突き刺さることでしょうね~。